憶測が確信となったとき、俺は犯人に復讐しようと決めた。 …だが、 その犯人は殺人も犯し、死刑となったらしい。 俺はどこにも怒りをぶつけることができなかった。 「樋口ー。次教室移動だぞー。」 「ああ。…なあ、加賀美。」 「何?」 「もし俺が、死にたいって言ったらどうする?」 「…何それ。俺のマネ?」 「んー。…そうかもしれないな。」 曖昧な笑顔を作る。 そういえば加賀美も前、俺に聞いてきたっけ。 確か俺は「何言ってんだ」と流した気がする。