「『りと』って、なんか外人さんみたいだね」

「よく言われるよ、こっちは純粋な日本人だっての」

「そりゃ、そうだよね」

「でも、夕愛って名前、可愛いね」


胸が高鳴った。

嬉しいからか、耳にこだまする言葉と手に残る温もりが、なんだか愛しく感じる。




「あ、ありがとう」




何だろう、目に映る笑顔を、ずっと留めておきたいと思った。