「愛里〜!!
 早くしろよ。
 置いてくぞ〜!!」

「ちょっとくらい
 待ってよ〜。
 そんなんだから祐矢は
 女の子にモテないのよ。」

私たちは、
同じ高校に通ってる同級生であり、
また家が隣っていうこともあって生まれたときから
一緒の"幼なじみ"である。


私たちは
お互いが隣にいるのが
当たり前だと思ってた。

少なくとも私は・・・。