いつか先生が

嬉しそうに話してくれた

先生が生徒だった頃の話

――――不器用な先生が

どれだけの覚悟と

どれだけの思いで

どれだけの事を犠牲にして

先生になったのか。

―――――生徒(私)なんかに

躓いて、先生という立場を

揺るがす事なんて


「センセー!」


私の気持ちで


「玖條先生ー!」


先生を困らせるなんて

もうできません。

これで最後

ホントに最後です

先生

玖條先生が好きでした

この気持ちは過去形

~でした。

それだけの事

もう・・・

もう好きじゃない

玖條先生


*