にがちょあ。




「どういたしまして。
さ、お家に着いたよ、お姫様」

りーくんが私を降ろす。

「じゃーな、こりす」

りーくんが背を向ける。

「りーくん!」

ん?
とりーくんが振り返る。

「私はりーくんが嫌だと言っても離れたりなんてしないからな!」

覚悟しとけよ?りーくん。


りーくんは
分かってるとでも言うように1回頷くと、
いつものように
手をひらひらさせて帰って行った。