「お手をどうぞ。お姫様」 「ぬわあっ! りーくんどうしたんだ!?」 「どーもしてねぇよ。 ただ、言ってみたかっただけ」 「そ、そうなのか...」 びっくりした... りーくんそういうキャラじゃないもんな。 でも....。 「あー、もー着いちゃったー」 なんで棒読みなんだ、りーくん! 「こりすー」 「ん?」 りーくんが私の耳元に顔を寄せる。