「彼女はただの同期だよ。

俺はああいう女は苦手だから。」


そんな紗耶香ちゃんが、ホッとした表情に見えるのは、俺だけかなぁ?











それから、2人でコーヒーショップに入って、美味しいコーヒーを飲む。



2人が共通する話題は、あまりないから、お互いの事を話した。



好きなバンドが一緒なことで、意気投合した俺らは、ライブ情報の連絡とかのため、メアドと連絡先を交換した。




単純に凄く嬉しいと思う自分がいて………



それに、いくら年下とはいえども、自然に、素に近い状態で話した女は、初めてだった。




店から出て別れてから、俺は、
紗耶香ちゃんが好きだと悟った。