「もう私に構わないで。」 「は?」 拓人が起き上がり、私から 身体を離した。 「もう構わないでって言ってんのっ。」 これが私の精一杯なの。 だから、早くここから去って。 私を1人にして。 拓人。 「まり。」 「キライなのっ!拓人がっ!!」 拓人は黙り込んだ。 私は、拓人を睨み続けた。 しばらくして、拓人が私の頬に 手をあてた。 「それが、お前の答えなんだな。」 冷えた風が、私たちを包み込んだ。 オリオン座が、崩れる音がした。