「―んっ…。」 身体も頭も、私のすべてが 熱湯にいれられたみたいに 熱くなって、鼓動も激しくなる。 頭がくらくらする。 「―……んん―っ」 息が苦しくなって、必死で拓人から 逃げようとすると、 拓人の力強い腕で押し倒され、 そしてまた、キスの雨。 背中や後ろ頭に、芝生がふさふさと あたり、くすぐったい。 なんだか、よくわからない。 どうして拓人は、私に こんなキスなんか―…。