強くマサキを 抱きしめた。 何かわからないけど、 アタシは、 一瀬緩奈に マサキを取られたくない。 何でかは、 分からないけど。 「ちょ、杏っ!ヤバい! オレヤバい!!無理!離せ!!」 マサキの心臓、 すっごくドキドキしてる。 ウケwww 「フフっ」 「?杏?」 「アハハっ」 「・・・落ち着いてきたのか、 良かった」 「マサキ」 「どうした?」 「だいす・・・」 「アイス?」 まて、 今あたし、 なんて言おうとした。 うん、 まず落ち着こう。 巻き戻ってみる。