年下なアイツ~天の邪鬼なアタシ~



5時間目終了後
アタシは教室に戻り、
帰宅準備。

そして、

文系女子に会いに。


「さて、行くか」
「頑張ってねぇ~」

「うん」

そして、
昇降口に向かった
そこにはすでに
文系女子の姿があった。

「あ、杏先輩っ来て下さった
んですね!」

「あ、まぁね」

気易く名前で呼ぶんじゃねえと、
思いながら

「で、話って何?」
早速本題へ

「あ、ここじゃちょっと
なんで移動しましょ」
と、
言われ近くの公園にきた。


「で、話というのはですね
神崎君のことで・・・」

「は?」

神崎って、

マサキの事・・・?

「えっと、
単刀直入に聞いてしまうと、
杏先輩は神崎君のこと好きなんですか!?」

「はい!?」
「や、杏先輩と神崎君と
とても仲がよろしいので・・・」

なにを聞くかと
おもえば・・・

やっぱり
マサキの事・・・

「で、好きなんですか?」
「好きなわけないじゃん」

「あ、そうなんですか!」

パぁっと明るくなる
女の顔。