「アタシ、 帰る」 出口に向かって 歩き出す アタシ。 「嘘だって」 そう言って アタシの 腕を掴むガキ。 「はなし・・・って えっ!?」 その手を 振り払おうとした時・・・ 「えっ!?ちょっ 何してんのっ」 「・・・」 ぎゅっと 抱きしめられた。 「離しなさいっ!ちょっとっ」 「・・・」 どれだけ抵抗しても ビクともしない。 そして、 何も話さないガキ。