「さて、お待ちかね~」

と、言いながら
アタシの制服に触れる。

「やっ!」

キモい!!
キモい!!


「おっと」

殴ろうとしたけど、
止められた。

「くっっ」

足も桜木が乗ってるせいで
蹴りもできない。

もう

こうなったら・・・


ごっつん!!

鈍い音がした。

アタシは


頭突きした。

「ふぅっ」

そして、
見事成功。


「いった・・・」

アタシは

すぐに立ち上がり
荷物を持ち

最後に一発蹴ってから
外にダッシュで出た。

「はぁ、はぁ・・・」

外に出ると、

あたりは夕日で染まっていた。

「っ・・・」

夕日で赤く染まる
町は何故かとても寂しくて