「いっけー」

シュッ、クルッ

これが俺の戦い方だ!!

パシーン

11対6


「ったく、途中から本気出しやがって...。」

純司が笑いながら言った。

「まぁいいじゃん。」

さっきの試合楽しかった。

だけど、窓の外をどうしても見てしまう。


急に悲しくなる。
罪悪感が溢れてくる。


後輩が何か言っていたが、耳に入らなかった。