「ダメだ。」 また襟元をつかんだ 最後まで諦めないで。 諦めたら全部終わっちゃうよ いいの?? 嫌でしょ?? 嫌だよね?? 誰かがそういった気がした 「一本集中!!サッ」 隣からは秋元と純司の声が聞こえてくる アイツらも頑張っている 俺が負けてどうする。 7-3 8-4 なかなか点数が縮まらない。 そしてついに・・・。 「10-4」 「ラストとらせんよー」 応援席には30人くらいの人たちがいて、応援してくれていた アイツも・・・。