ティアモ



「勝負だ、秋元」

内木中学校卓球部最強の秋元。
それとがむしゃらに頑張り続ける吉田



久しぶりの対決だ。


シュッ

カコン。

白球はラインギリギリを通過してくる。

「俺は負けねェ」

シュッ

コンコン・・・。


「ありゃ??」


ピン球は遥か遠くへと飛んでいった。