side董 しぐれが飛び降りた後俺は急いで下に向かおうとした 「先生…お兄ちゃんって…」 ついさっきまでしぐれをいじめていた奴 『しぐれは俺の妹だ…お前ら絶対許せさないからな』 一番低い声で言って急いで下に向かった ……――― …――― 下に付いた俺は言葉を失った 『しぐれ…』 目の前には… 『どこだ?』 いるはずのしぐれの姿がなかった