「百瀬くん、亜唯香にメールして、アド送ってあげてね??」

亜唯香があたしにメールしてくれればいいのに...。

「あ、はい。」

百瀬くんは下を向きながら返事をして、
チラッっとあたしを見た。

「あ、百瀬くんごめんね。
よろしくお願いします♪」

「あ、はい!!」

背筋を伸ばして勢いよく返事をしたかと思いきや
百瀬くんは顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。