百瀬くんが目を丸くして驚いている。

「あーごめん。
とりあえず入部、考えてみてね。」

あたしはソファーに座りなおす。

「あの!!・・・入部、します。」

さっきより少し大きい声で、でも遠慮がちに答えた。

「え、マジで!?」

あたしはまた身を乗り出す。

「あ、はい・・・。
もとからそのつもりだったので・・・。」

「ありがと!!百瀬くん♪」

あたしは席を立ち、
八女先輩たちのところへ急いだ。

「八女先輩、亜唯香。
新入生1人、ゲットしました!!」

「お♪小谷ちゃんナイス!!」

「やったね、千依莉♪」

あたしたちの"同好会"に部員が1人増えて、
めでたく"部"に昇進です♪