「写真に興味あるんだ??」

向かいにあるソファーに腰掛けながら問いかける。

「あ、はい・・・。」

百瀬くんは下を向きながら何回も頷く。

「でも・・・あの・・・。」

少し顔をあげた。

「ん??どうしたの??」

「えと、部員は何人いるんですか??」

あたしをチラッっと見てまた俯く。

「男子は部長とあと2年にもう1人いて、女子はあたしを含めて2年が2人だよ。」

「そ、そうですか・・・。」