亜唯香があたしを抱き締める。

「千依莉。嘘でしょ??」

首を横に振る。

「だって!!二人は幼なじみで!!
あんなに・・・
仲、良かったじゃない。」

亜唯香の目にも涙が溢れてる。

「こないだの、あの告白の時。
玻瑠幸、いつもと違ってた。」

そうだ。

あの時からイヤな予感はしてたんだ。