天使のキス。

「バーカ。
病人はそんな事気にするなって。
どうせ、いつものあいつの嫉妬だろ?
オレに対しての。
愛里も、ガツンと言ってやれよ。
男女の友情は成立します!って、さ」


駅から、健ちゃんの背中におぶってもらって帰宅した。


「ふぅ…
ふぅ…」


熱が高くて、口で息するあたしをベットに寝かせると、健ちゃんは1階に降りて行った。


「ヒエピタとかあったよね?
冷蔵庫開けるよ。
あ、でも――…
薬はどこにあったかな?」