天使のキス。

タクは相変わらず、空気が読めてないし。


まぁ、健ちゃんが上手く立ち回ってくれるけど。


もうすぐテストが始まるし。


悠は謝ってこないばかりか、完全にあたしをスルーするし。


もう嫌。


あたし、限界です。


目の前がバッと暗くなって――…


あたしは、学校で熱を出してぶっ倒れた。


放課後。


「健ちゃん。
もういいよ。
おろして…。
こんなところを悠に見られたら、あたしと悠、完璧終わっちゃうよ」