天使のキス。




「つ…
疲れた…」


家に帰ってきて、ぐったりとソファに倒れこむ。


タクは微妙な空気とか感じない人だから。


明日、学校に健ちゃんが来てくれないと…


あたし、もう無理。


ぎぶ。
助けて、健ちゃん。


ソファに寝そべったまま、健ちゃんにお見舞いコールをしてみる。


お見舞いコールと言っても――…


ほんとのほんとの本当のところは…


明日、健ちゃんが学校に来られるかどうかが知りたい!


病人を前にして、こんなことを考えてしまうあたしを責めないで。