天使のキス。

パパとママの愛情にホロっときながら、めったにお目にかかれないウニを頬張っていると――…


ママが突然聞いてきた。


「愛里。
そういえば、健ちゃんはいつくるの?」


「え?
健ちゃん?」


ん?
何の事?


急に出てきた健ちゃんの名前に悠はぴくりと反応し、その瞬間、悠を取り巻く空気の温度が微妙に下がった気がした。


う。
やば。


そんなあたしと悠の微妙な空気を無視して、ママが続ける。


「ほらぁ。
今まで、よく泊まりに来てたでしょ?
今度はいつから泊まりにくるの?」


「…っ、ママっ!!」