天使のキス。





「悠くん。
いっそのこと、このままうちの子になっちゃえばいいのに~♪」


ウチでは珍しい、豪華なお寿司を囲んで夕食が始まった。


「お~。
それはいいな~!!
ママ、それはいい案だ☆」


パパも両手をあげて大賛成してる。


「パパ。
男の子も欲しかったんだよなぁ☆」


…って、おいおい。


ちょっと待て。


「ママもよぉ。
こんなカッコいい男の子が欲しかったのよね~。
最近、ピアノ教室の先生や生徒さん達に自慢してるのよ~。
悠くんのこと。
ほら見てっ。
この写真、カッコよく撮れてるでしょ?」