初めて迎える幸せな時間は、あたしに甘い刺激と甘い痛みを残した。 「愛里、すっげぇ好き。 ずっとオレのそばにいろよ?」 悠はあたしの首の下にまわした右手で、あたしの頭を引き寄せる。 悠の胸にギュッと抱きしめられて聞く心臓の音はとても心地よくて。 とても安心して。 「あたし達。 ずっとずっと一緒だよね?」 そう信じて疑わず。 あたしは、その幸せの中、浅い眠りに落ちた。