天使のキス。




「あれ?沙耶は?」


次の日の朝。


自由行動のあたし達。


「沙耶は、五十嵐と二人で行動するって。
沙耶にも振られて…悠にも…。
愛里、京都来てからツイてないな」


健ちゃんは、笑いをこらえて、そう言った。


「健ちゃん!
肩が震えてる。
笑いすぎ!!」


昨日の夜の事を思い出して、下唇を噛む。