天使のキス。

ひぃぃぃぃぃぃ!!!!
まさかっ!
この子!!


冗談でしょ!?
道の真ん中で!
しかも朝っぱらから、何言ってるの―っ!?


びっくりして目を見開いたあたしの態度に、なぜか嬉しそうな彼女。


「健くん。
あたしを彼女にしてよ」


熱く、強気な発言の彼女に、健ちゃんは冷静に言った。


「最初に言っただろ?
俺は、女の悩みは聞いてやる。
聞いてやる代わりに体をもらう。
でも、それだけ。
つきあう気も、彼女にする気もさらさらない」