天使のキス。

でも、聞きたい心とは裏腹に、恥ずかしくて全く声になりそうにない。



でも、あたし、まだ。
悠の口から聞いてない。



だから、ちゃんと悠の口から聞きたいよ。


そんなあたしの様子を心配に思ったのか、


「どうした、愛里?
何か不安なことでもあるのか?」


悠はあたしの体を回転させて、あたしの瞳をのぞきこんだ。


「どうした?
何が不安なの?」


心配そうな悠の瞳。