天使のキス。

背中に感じる悠の広い胸。


ぎゅーっと抱っこされてると、とっても落ち着く。


あたしを抱きしめる悠の腕にそっと触れてみた。


すると、


「愛里…」


小さな声で名前を呼ばれて


「うん?」


振り返ろうとしたあたしの耳に、悠が小さなキスした。


「ひゃっ…」


耳、耳、耳――っ!!


あたしが肩をすくめると、楽しそうに悠が言った。


「愛里。
ここ弱いんだ?
かっわい―い♪」