天使のキス。

さっきは「うん」なんて返事をしたあたしにも、時間が経つにつて、その気持ちも揺らいできて――…


「オレ、先風呂入るわ。
愛里。
風呂あがったら、オレの部屋に来いよ」


「う…うん…」


なんて、またもやうなずきつつも、心臓は破裂しそうなほどバックバク。


おまけに顔も真っ赤っ赤。


そんなあたしに


「愛里、かわいい♪」


――なんて、少女マンガで憧れていたようなキスをして、悠はお風呂に向かっていった。