天使のキス。

…え?
これって…
夢?現実!?


それとも、また…
天国から地獄ってやつ?


悠の目をみないと心配で、さっきの言葉の確認をしたいと悠の頬をぐっと引き寄せた。


そこに落ちてきたのは――…


「愛里は、誰にも渡さない」


真剣な悠の瞳、それに声。


…本当?


見たこともないほど真剣な瞳で悠に見つめられて、顔も体もぽっぽっと火照る。


そんなあたしの頬に手をあて、顔をよせて


「愛里。
キスしていい?」


悠はあたしにそう聞いた。