天使のキス。

ベッドの下で待ち伏せして。


おでこにキスとか、わけわかんねーよ。


そんな思いから、ついつい愛里への口調も厳しくなる。


「その髪型似合わねぇから、やめれば?
それに、その香水。
マジくせぇから、学校行く前にシャワー浴びた方がいいと思うぜ?
これ、忠告」


そんなオレの言葉に目を見開いた愛里の顔に、普段は痛まないはずの心がズキズキした。


オレが愛里を傷つけた。