天使のキス。

知らず知らずのうちに身構える。


しかし、その影は、軽いため息をついた後、大きく息を吸い込むと――…


「よし」


小さな小さな声で決意を表し、オレの前髪をツ…とすくった。


そして次の瞬間、オレのおでこに、震える唇で小さな小さなキスをした。


…え?


なんで?


おでこにキス!?