天使のキス。

そんなあたしの心の叫びが聞こえたのかどうかはわからないけど、


悠が階段をダン!と下りるのと、健ちゃんがリビングのドアをガチャっ…と開けるのとが同時で。


悠と顔を見合わせる形になった健ちゃんは、開口一番、こう言った。


「すっげ。
四葉学園の制服じゃん。
超金持ち♪
超エリート♪」


ぐあっ。
健ちゃんっ!


思いっきり、はずしてるよ?