天使のキス。

「…んな嘘ついてないで。
邪魔なら邪魔ってはっきり言えよ。
…んな甘ったるい匂いぷんぷんさせて」


顔をしかめた悠が、あたしを押しのけるように階段を下り始めた。


「胸糞わりぃから、ちょっと出てくるわ」


…って、ちょっと待って!!


…ってか、健ちゃんっ!!
助けてよっ!!


悠に、何か誤解されてるの!!
悠が、何か怒ってるの!