ワナワナと震える私をよそに、龍は
「ぇぇやろー!羨ましいやろー!」
とか馬鹿な事を言っている。
そして段々と深くなっていく、隼人の眉間の皺。
…駄目だ。
龍のKY線は消しゴムで擦っても消えない気がする。
逆にぃぃ手相まで消してしまいそうだ。
止めておこう。
KY線が消えないでぃぃ線を消してしまったら今度から龍と逢った時、龍とどう接したらぃぃのか分からなくなる。
うん。やっぱり消しゴムは駄目だ。
危険だ。
密かに心の中でそう決意して龍を視界に入れる。
…まだやってる。
ぃぃ加減、隼人がキレる寸前だっていうのを気付け。
龍を見ながら
はぁ…。
とため息をつく。
すると、何か背後に気配を感じた。
後ろをゆっくりと振り返ると…
「俺も稚春と同じ携帯にする。」
抱き締められながらそう、耳元で囁かれた。

