「俺、稚春がお前の女になった事認めねぇから。」
真剣な顔をして祐は隼人を睨む。
隼人も祐を真剣な表情で見つめて
「じゃぁ、認めてもらうまでだ。」
フッと自信ありげに笑った。
…その自信は何処から出てくるのだろうか…。
塚、肝心な私の気持ちは無視なの!?
普通、本人の意見を最優先に考えるよねぇ!?
おかしいよね!?
ゔーん。と頭を悩ませている間にも祐と隼人の会話は進む。
「お前が何しても認めねぇよ。」
「いや、認めさせてやるよ。」
そんな言い合いばかりをする二人の間に、間抜けな声が挟まる。
「え!?稚春、隼人の女なんか!?」
と。
その言葉を聞いてこめかみを軽く押さえる。
……あぁ。
本当、龍に逢ったらいっつも思うんだけど…
空気読んで欲しいよね。
絶対こいつKY線あるよ。
今すぐ右手を見て確認したい。

