驚いて目を開くとそこには司の顔があって。
「ん、んんっ!?」
キスされてると瞬時に気付いた。
離して欲しくて司の体を強く押す。
でも司の体はびくともしなかった。
さすが、男。じゃなくて!
ドンドンッと負けじと抵抗するけど離してはくれない。
逆に両手を掴まれて、さっきよりも深いキスをされる。
「ふ…ぁ、」
呼吸さえも困難な口づけを何度も、何度も繰り返される。
頭がボーとしてきて、何も考えられなくなった。
すると、それを待ち望んでいたかのように抵抗ができなくなった私の口の中に、暖かいものがヌルリと侵入してきた。
その事に驚いて目を見開くと、司が切れ長な目で私をジッと見つめていて。
その瞬間、ゾクリと全身に電流が走ったように震えた。
だって、その目は私が知ってる人の目ー…
「…まっ、て……ンッ、」
喋ろうと口を開ければすぐに口を塞がれる。
そのキスは、貪るような激しいキスで。
「ハァッ、も…だめっ、」
酸素が足りない。
定期的に薄く唇を離される瞬間に酸素を肺に吸い込むと、ヒュッと喉を空気が勢いよく通っていく。

