「司。」
「…。」
「司、つかさ、ツカサ、司。」
「何だ。」
名前を呼んだら無視されたから腹が立っていっぱい司の名前を呼んでやった。
そしたら司は凄い怖い目付きで私を睨んできて。
――…調子に乗りすぎた。
体が無意識に震えた。
さっきの行動に反省してもう司に無意味に話し掛けるのは止めとこう、と決心する。
だって今ので寿命が…塚、私の命が狙われる、そんな気がした。
そんな事を思っていると私と司の部屋に着いたらしく
さっきまでの微かな揺れが止み、体がフワリと一瞬浮いて
「…っ!」
ドサリ、とソファーに放り投げられた。
その衝撃で、さっきまで一定のリズムを刻んで微かな痛みを帯びていた頭に激痛が走った。
「…ぁ、いっ!」
あまりにも痛くて頭を両手で抱える。
もう少し優しく降ろしてくれても良かったんじゃないかな。私は物じゃないんだから。
…そんな事を思っても、言えない。
頭を押さえて痛がっている私を、司が冷たい目で私を見下ろしているのが分かった。

