え、そういう問題なの? と問い掛けようとした時、私の目の前で動きを止めた学にいきなり引っ張られた。 「ちょ、本日二回目!」 「知ってる。」 知ってるなら離せよ。 そう悪態つきながらも目を見開いている私の視界には、学の胸板が。 …うん。なんかもう、どうでもよくなってきたぞ。 ハハッと乾いた声を出す。 でも、そんな私に関係なく学は… 私の髪の毛を耳にそっと掛けて 「稚春…好きだ。」 耳元で低く、囁いた。