赤い狼 参






「あんたの笑い顔も最高にウケるわよ。」



「何っ!?」



「キャハハ~!言えてる~。」



「この!言わせておけば!」



「きゃー!逃げるわよ、香!」


「ラジャー!実大佐!」



「絶対に捕まえてやる!」






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「はぁ、はぁ、っ…、」



「稚春…あんった、速すぎよ。」



「もう限界~~。」




パタン、私達三人は勢いよく床に倒れ込む。




「はぁー…。でも、楽しかった。」




フウッ、と服の裾で汗を拭いながら空を見上げる。



今日は、雲一つない快晴だ。




「本当。冬なのに汗だくってどういう事よ。」




実が胸辺りの服の襟をパタパタとさせる。




「ぃぃじゃん。痩せる痩せる~。」



「あんたはこれ以上痩せなくてぃぃわよ。」




んー!と伸びをする香に実が鋭いツッコミを入れる。



さすがだ。





「…で、どうしたのよ。」




実のツッコミに感心していると、実はすぐに声のトーンを変えずにそのまま、抑揚のない声で呟く。




馬鹿な私も、それが私に向けられたものだとすぐに分かった。