「あんたの笑い顔も最高にウケるわよ。」
「何っ!?」
「キャハハ~!言えてる~。」
「この!言わせておけば!」
「きゃー!逃げるわよ、香!」
「ラジャー!実大佐!」
「絶対に捕まえてやる!」
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「はぁ、はぁ、っ…、」
「稚春…あんった、速すぎよ。」
「もう限界~~。」
パタン、私達三人は勢いよく床に倒れ込む。
「はぁー…。でも、楽しかった。」
フウッ、と服の裾で汗を拭いながら空を見上げる。
今日は、雲一つない快晴だ。
「本当。冬なのに汗だくってどういう事よ。」
実が胸辺りの服の襟をパタパタとさせる。
「ぃぃじゃん。痩せる痩せる~。」
「あんたはこれ以上痩せなくてぃぃわよ。」
んー!と伸びをする香に実が鋭いツッコミを入れる。
さすがだ。
「…で、どうしたのよ。」
実のツッコミに感心していると、実はすぐに声のトーンを変えずにそのまま、抑揚のない声で呟く。
馬鹿な私も、それが私に向けられたものだとすぐに分かった。

