そして…
「笑いよ、止まれ。」
普段の優悪だったら絶対に言いそうにない台詞を吐いて、そのまま朋さんの頭に拳をぶつけた。
――ゴッ――
今、凄い音がしたんですけど…。
タラリ、今度は違う意味で汗が垂れる。
そのままジッと朋さんを見ていると…
「………。」
止まった。
完全に笑いが止まったのだ。
これは凄い。
信じられない!という風に優悪にバッと振り返ると、
「俺、最強。」
ふふん。
となんとまぁ、素晴らしいどや顔を見せてくれた。
「ナ、ナイスだよ!優悪!あんた最高!」
「だろうが。」
パチパチと両手を力の限り叩く。
「まぁ、俺はすげぇ「フッ、」か…ら…」
優悪が喋るのを止める。
私も視線を優悪から外して、まさかと思いながらも声がした方に視線を移す。

