すると、龍が素早く朋さんに駆け寄って体をユサユサと揺らし始めた。
「わぁー!?弘さん、生きとってくれーっ!!」
「勝手に殺すな。」
すると朋さんは龍の顎を強い力で押して、私をゆっくりと起こしてくれた。
しかも、私の心配まで。
「大丈夫か?」
「私は大丈夫です!塚、朋さんの方が大丈夫ですか!?」
だって凄い音したよ!?
ゴツンッとか乾いた音じゃなくてゴリッって何かがずれた音がしたけど、大丈夫なのか!?
絶対痛かった筈なのに、涼しい顔をしている朋さんを見てアワアワと慌てる私を見て、朋さんはフフッと肩を震わせて笑いだした。
……え!?
突然、笑いだした朋さんを見て固まる。
…やっぱり、大丈夫じゃなかったんだろうか。
相変わらず肩を震わせて笑っている朋さんを見て、何処か打ったのかと心配になる。
やっぱり、私なんかを心配するより自分の心配をした方がぃぃと思う!
朋さんの状態を見て
まずい、これは末期だ。
とオロオロしていると優悪がツカツカとこっちに向かって歩いてきた。

