「なんちゅう事してくれてるんか!?優魔ぁ゙ー!!」
「え、そっち!?」
頭を抱えて踞る龍に、要が素早くツッコミを食らわせる。
何か今日は要が大活躍だなぁ…。
要はツッコミの才能があるんじゃないかな、と感心していると、まだ唇に柔らかい感触がある事に気付く。
「…ぬう!?」
その事実を半ば忘れかけていた私は、何とも奇妙な声をあげてしまった。
すると
「……だ。」
「ん?」
さっきまでピクリとも動かなかった優魔がボソボソッと何かを呟いた。
でも、その声はあまりにも小さすぎて聞こえない。
それでも、ボソボソッと何かを呟いている優魔の言葉を聞こうと耳を向けていると…
「…何してんだ!早く離れろっ!」
今度は大きな声で、そして焦った様子で叫んだ。
「ぎゃ!」
「ぶふっ!」
ドンッと肩を押されて朋さんの上にそのまま勢いよく倒れる。
でも朋さんは私をキャッチするのが間に合わなかったらしく、私の後頭部で顔面に攻撃を食らってしまった。

