その状況に、あれ?とまた首を傾げる。
するとまた、コツンッと私の頭に何かが当たった。
さっきから何なんだろう…。
不思議に思って勢いよく横に顔を向ける。
そこで、はっきりと分かった。
さっきの言葉は私に投げ掛けられたものだった、と。
「…ごめん!」
勢いよく朋さんから退く。
「むうっ!?」
…という事をしたかったが、出来なかった。
何故なら、私の上に乗っかってる男が居るから。
その場にパタン、とさっきと同じ状態で倒れた私の体を朋さんがまた腕で支える。
そして、私と朋さんはそのまま一緒の場所を見つめる。
早く退けよ、という視線を送って。
すると、その視線に気付いたのか顔を上げたその男。
それは、さっきまで私の肩を握り潰そうとしていた奴で。
「…優魔、重い。」
顔を上げたままその場から退こうとしない優魔にさっきの事もあり、冷たい視線を向ける。
すると、優魔は不服そうな顔をした。

