二人の優しさに軽く感動する。
でも、気になる事が一つ。
この疑問は、前から気になっていた事。
「ねぇ…。二人共は兄弟かなんかなの?」
そう、それは外見がソックリな事。
双子としてはなんか違う気がする。
だったら兄弟なのかな。と素朴に疑問を抱いた。
私の質問を聞いて、二人は目をパチパチと開け閉めする。
そして、二人は急に笑いだした。
しかも、全く同じ瞬間で。
それに何故か怖さを感じて、少し肩を震わせていると優吾がハハハッと笑いながら口を開く。
「稚春さん、違います。違います。俺等、血なんて繋がってませんよ。」
「え、じゃぁなんなの?」
手をひらひらとさせながら片目だけを閉めて笑っている優吾を見ながら、尋ねる。
「俺等は兄弟じゃないッスよ。近所に住んでるただの幼なじみッスよ。」
すると、今度は慶吾がニコニコと笑いながら私を見る。
へぇ、そうなんだ。
と納得した私を見て、更に笑みを深めた慶吾。
そんな慶吾に何故か、鳥肌がたった。

