そして朋さんがその建物のドアを開けた瞬間、朋さんに野郎共が寄ってきたのだ。
これにはビックリ。
思わず来た道を引き返したくなって、回れ右をしたら朋さんに首の後ろの裾を掴まれているのを忘れていて、首が締まった。
あれは殺されるかと思った。
塚、殺されたかと思った。
今もまだ、首が痛い。
じんじんとしている首をさすさすと擦る。
で、まぁ結局は逃げられなかった。
そして、今に至る訳だけど…
「ぃぃ加減、ウザいかな…。」
また、誰に言うでもなく思った事を口にする。
すると私のその呟きが聞こえていたのか急に顔を近付けてきた…
なんか見た事のあるオレンジ頭、二人組。
なんか見た事あるなぁ~。
と首を傾げていると、もっと顔を近付けてきたオレンジ頭の二人。
さっきよりも距離が近くなったというのに私もつられて二人のオレンジ頭に顔を近付ける。
……うーん。うーん?うん?ん?
って、あ…。
「「「あの時の!」」」
そして、見事にオレンジ頭二人とハモった。
奇跡だ。

