「…え?」
…ヤバい。って思った。
私、口に出してた…?
慌てて口を両手で押さえるけど、もう遅い。
祐は目を見開いて固まっている。
…どうしよう。
どうしよう。
…どうすればぃぃ?
アワアワと頭をフル回転させるけど何にも思い付かない。
私と祐の間に、沈黙が流れる。
あ。忘れてもらったらぃぃかな。あ。空耳っていう手があった。
そうだ!そうしよう!
「ごめん、空「本当に?」」
私と祐の声が重なった。
「え?」
聞こえなかったから、もう一度聞いてみる。
「本当に、俺の事好きだったのか?」
「え……う、ん。」
「恋愛として?」
「う…ん。」
誤魔化せないと思って頷けば…
祐は、
「そうか。」
悲しそうに、笑った。
それが、とても私の胸を痛めた。
「…祐。でも、今は恋愛としてじゃないけど、祐は兄妹として、すっごく大事で、大切な人だし、大好きだよ?」
だから、そんな悲しそうな顔しないで。

